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執筆者の写真Heart of Mind

七夕に「リーフパイ」はいかがでしょうか。


明日は夏の風物詩の一つ、七夕ですね。日本全国で盛り上がる七夕ですが、もともと中国で行われていた七夕行事が、遥か昔の奈良時代に日本へと伝わり根付いていったと言われています。ただ、中国の七夕は日本とは様子が違い、短冊に願いを込めることは行わず、男性が女性に花束を贈ることが多いようです。織姫(ベガ)と彦星(アルタイル)2つの星の伝説的な逢瀬(おうせ)が元になっている七夕ですが、北海道には七夕にまつわる面白い風習があるそうです。北海道・函館の一部地域には、七夕に子どもたちにお菓子を配る「ローソクもらい」と呼ばれるものです。

明確な由来は分かっていませんが、一説によると、青森のねぶた祭りが関係あるのではないかと言われています。ねぶた祭りの照明は、戦前まではローソクが使われており、ローソクをもらって歩くことが習慣となっていました。その習慣が北海道に伝わったのではないかと言われています。今の子どもたちはローソクをもらってもうれしくないため、ローソクもらいの歌を歌いながらお菓子をもらうようになったのでしょうね。基本的に子どもたちに配るお菓子は、手づくりクッキーや伝統的なお菓子ではなく、いわゆる駄菓子のようですが、子どもたちにとってはうれしいことだと思います。

菓子工房ポコアポコにも「リーフパイ」という葉っぱの形をしたお菓子があります。笹の葉に短冊を飾るように、「リーフパイ」を食べながら特別な一日に、思いを馳せてみてはいかがでしょうか。


菓子工房 ポコアポコ

福井県鯖江市丸山町4丁目301-2

0778-42-6217



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